家は建てて終わりではありません。
長く住み続けていく中で、
少しずつメンテナンスが必要な部分が出てきます。
今回は、
新築から10年以上が経過したOB様宅の木塀を張り替えさせていただきました。
家づくりの仕事に携わって早二十数年に。
現場監督からスタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

新築時に施工したのは杉の木塀。
自然素材ならではの風合いがあり、
建物や植栽との相性も良い素材ですが、
屋外で雨や紫外線にさらされ続ける部分だけに、
10年も経過すると年相応の傷みが出てきます。
もちろん、木材の種類や塗装の有無、
日当たり、雨掛かりなどの条件によって耐久性は大きく変わります。
今回の木塀も約10年間以上の間、
しっかりと役割を果たしてくれましたが、
傷みが目立つ部分も増えてきたため、張り替えることになりました。
張り替えにあたり、
今回はお施主様のご希望もあり「アイアンウッド」と呼ばれる非常に耐久性の高い木材を採用しました。
アイアンウッドは、
その名前の通り非常に硬く、重く、耐久性に優れた木材です。
ウッドデッキや木塀など、
屋外で長期間使用する場所によく採用されています。
杉と比較すると材料費は高くなりますが、
その分、耐久性が期待できるのが大きなメリット。
ただし、非常に硬い木なので、
施工する大工さんにとってはなかなか大変な材料でもあります(笑)
今回も一本一本丁寧に施工してもらい、
きれいな木塀に生まれ変わりました。
新築から10年。
長いようで、振り返ってみるとあっという間です。
外壁や屋根、設備機器、ウッドデッキや木塀など、
家のさまざまな部分に少しずつ経年変化が現れてくる時期でもあります。
だからこそ大切なのが、
定期的な点検と適切なタイミングでのメンテナンスです。
傷みが小さいうちに対応できれば、補修で済むこともあります。
逆に、そのまま放置することで傷みが広がり、
大掛かりな工事が必要になることもあります。
私たち工務店にとって、
新築時に家を建てることはお客様とのお付き合いのスタート。
10年、20年と経過した後も、家の状態を確認しながら、
その時々に必要なメンテナンスをご提案していくことも大切な仕事だと考えています。
今回、杉からアイアンウッドへと生まれ変わった木塀。
これからまた長い年月、住まいとともに経年変化していく姿を見守っていきたいと思います。