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2026.07.25お知らせ

コンクリートの箱を自然素材で仕上げる。マンションリノベーションのルームツアー

 

 

 

 

築20年、72㎡のマンションリノベーションの

YouTubeルームツアー完成しました。

 

 

 

 

今回の住まいのテーマは、

 

 

「コンクリートの箱を、自然素材で仕上げる。」

 

 

マンションは鉄筋コンクリート造というしっかりとした構造である一方、

どうしても無機質な印象になりやすく、間取りも似たようなものになりがちです。

 

 

 

 

しかし、限られた空間だからこそ、

間取りの工夫や素材の選び方によって住まいの印象は大きく変わります。

 

 

 

 

今回のブログでは、

完成したマンションリノベーションをルームツアー動画とともにご紹介したいと思います。

 

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、

現場監督~スタートしたキャリアも、

営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、

日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

ご興味のある方は過去ブログも遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

築20年、72㎡のマンションをリノベーション

 

 

 

今回リノベーションしたのは、

築20年、約72㎡のマンションです。

 

 

 

 

マンションリノベーションでは、

新築住宅とは違って構造や配管、窓の位置など、さまざまな制約があります。

 

 

 

そのため、すべてを自由につくり変えるというよりも、

 

 

「何を残して、何を変えるのか?」

 

 

を見極めることが非常に重要です。

 

 

 

 

今回の計画でも、

既存の建物をうまく活かしながら、

間取りや動線、収納計画を見直していきました。

 

 

 

 

長細いLDKを「広く感じる空間」へ

 

 

 

もともとのLDKは、

約12畳の長細い空間でした。

 

 

 

 

今回は隣接する居室の一部を取り込み、

小上がりの和室として再構成しています。

 

 

 

 

家づくりのご要望でよくあるのが、

 

 

「もっと広いLDKにしたい」

 

 

というもの。

 

 

 

 

 

しかし、マンションの場合は住戸そのものの面積を増やすことはできません。

 

 

 

 

そこで重要になるのが、

 

 

「広くする」のではなく、「広く感じるように設計する」こと。

 

 

 

 

LDKから小上がり、

さらにその先の窓へと視線が抜けることで、

実際の面積以上に広がりを感じられる空間を目指しました。

 

 

 

 

 

小上がり和室とシナ合板の天井

 

 

 

今回の住まいの見どころのひとつが、

LDKに設けた小上がりの和室です。

 

 

 

 

LDKと完全に分離するのではなく、

ひとつの空間としてつながりながらも、

床の高さや天井の仕上げを変えることで、ゆるやかに空間を分けています。

 

 

 

 

 

和室部分の天井にはシナ合板を採用。

さらに間接照明を組み合わせることで、

天井そのものが浮かび上がるようなデザインとしました。

 

 

 

 

マンションはどうしても天井高さに制約があります。

 

 

 

 

 

だからこそ、単純に天井を高く見せるのではなく、

高さや素材、照明の使い方によって空間に変化をつくることが大切です。

 

 

 

 

 

コンクリートの箱に自然素材を取り入れる

 

 

 

今回のリノベーションで大切にしたのが、自然素材の質感です。

床には防音仕様のナラの突板フローリングを採用しました。

 

 

 

 

 

マンションでは管理規約によって床材の防音性能が定められているケースも多く、

戸建住宅とまったく同じ材料を使えるとは限りません。

 

 

 

 

マンションとして必要な性能を確保しながら、

できるだけ木の質感を感じられる空間を目指しています。

 

 

 

 

無機質になりがちなコンクリートの箱に木の質感を加えることで、

空間の印象は大きく変わります。

 

 

 

 

見た目だけではなく、

足触りや光の反射、空間全体のやわらかさ。

 

 

 

 

こうした写真や図面では伝わりにくい部分こそ、

自然素材を使った住まいの魅力ではないかと思います。

 

 

 

 

 

2型キッチンと段差を活かした空間設計

 

 

 

キッチンは2型キッチンに変更しました。

マンションリノベーションでは、既存の配管位置や床下スペースの関係から、

どうしても段差を設けなければならない場合があります。

 

 

 

 

今回も配管の関係で段差が必要となりました。

 

 

 

 

しかし、その段差を単なる制約として処理するのではなく、

空間設計の一部として活用しています。

 

 

 

 

キッチンを斜めに配置することで視線が抜け、

空間をより立体的に感じられるよう計画しました。

 

 

 

 

さらにキッチンから洗面へ直接アクセスできる通路を設けることで、

日々の家事動線も整理しています。

 

 

 

 

リノベーションというと設備を新しくすることに目が向きがちですが、

本当に暮らしやすさを左右するのは、

 

 

 

「毎日、家の中をどう動くのか?」

 

 

という動線計画です。

 

 

 

約3畳のファミリークローゼット

 

 

 

収納計画も大きく見直しました。

今回は居室の一部を使い、約3畳の独立したファミリークローゼットを計画しています。

 

 

 

各部屋に小さな収納を分散させるのではなく、

家族の衣類や荷物をまとめて収納できる場所をつくる。

 

 

 

 

収納する場所を明確にすることで、

LDKなど家族が長く過ごす空間をすっきりと保ちやすくなります。

 

 

 

 

生活感をなくすのではなく、

 

 

 

「生活感をコントロールする。」

 

 

これも住まいを設計するうえで大切な考え方です。

 

 

 

 

既存を活かした玄関収納

 

 

 

玄関収納にもリノベーションならではの工夫があります。

もともと設置されていた下足箱の箱部分を再利用し、

新しい造作収納として仕上げました。

 

 

 

 

さらに有孔ボードを組み合わせることで、

限られた玄関スペースを有効活用しています。

 

 

 

 

リノベーションでは、

何でも新しくすればいいというわけではありません。

 

 

 

まだ使えるものは活かしながら、

新しい暮らしに合わせてつくり変えていく。

 

 

 

 

こうした工夫も、リノベーションの面白さだと思います。

 

 

 

 

制約があるからこそ、設計が面白い

 

 

 

マンションリノベーションには、

戸建住宅とは違った多くの制約があります。

 

 

 

構造、配管、窓の位置、管理規約。

変えられないものもたくさんあります。

 

 

 

しかし、制約があるからこそ、

 

 

「その条件の中で、どうすればより良い空間をつくれるのか?」

 

 

を考えることが設計の醍醐味でもあります。

 

 

 

 

コンクリートの箱に自然素材を取り入れ、

間取りや視線の抜け、光の入り方、動線をひとつずつ整えていく。

 

 

 

 

今回も、マンションリノベーションの可能性を感じる住まいに仕上がりました。

 

 

 

 

 

写真だけでは伝わらない空間の広がりや素材の質感については、

ぜひルームツアー動画でご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

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