オーガニックスタジオ兵庫で建築されるその大部分の方がが床材に無垢のフローリング材を採用されます。
我々が推奨しているからということもありますが新建材などに代表される複合フローリングなどと比較しても非常に高価なものになりますがなぜ、皆さんなぜ無垢フローリングを採用されるのでしょうか？
今回は床材の中でも高価な無垢フローリングが選ばれる理由について考えてみたいと思います。
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無垢フローリングを採用された方の後日談の感想として断トツに多い感想がその足触りに関するところです。
やはり無垢フローリングは五感の内、視覚、触覚、嗅覚を刺激してくれるものです。
その質感を視覚で楽しんだり、
木の香りを嗅覚で楽しむことも出来ます。
そして何より日々素足で触れているところですのでその部分が心地の良いものだと住みだしてからの満足度と言った点では費用対効果バツグンな選択となります。
【無垢フローリング選定のポイント】
①樹種による木目の違いや色目で選ぶ
②癒し効果を得たいなら、木の香りが強いものを選ぶ
③堅い木、軟らかい木など足触りや、傷などを考慮して選ぶ。
④樹種によって値段が大きく違うものがあるので価格で選ぶ。
⑤見え方が変わってくるところのフローリング材の幅によって選ぶ。
⑥同じ樹種でも節の少ない物、多い物といったグレードで選定する方法。
上記の6点が大まかな選定のポイントになります。
現在無垢材は多種多様な材が商品化されています。
また、同じような樹種でも産地の地域によって呼び名が変わったりと割と複雑です。
例えば、
足触りが良い材は、軟らかい樹種に多いですし、
幅の広い材は部屋を広く見せますが、木の動きが大きく目隙がしやすかったり、
木色の濃いい樹種は、高級感ある仕上げとなりますが、文字通り材自体が高級です。
専門家のアドバイスを受けつつ、風合いや味を楽しみつつ暮らす床材として考えましょう。
そして自分たちにあった材探し、選んでみてはどうでしょうか？
無垢フローリング選定のハードルとして複合フローリングよりメンテナンスがかかりそう？？というご質問をうけることがあります。
実際、無垢フローリングは数年に一度は、自然オイルなどでメンテナンスしたほうがいいものです。
「そんな、家全体塗るなんて荷物いっぱいあって無理！！！」
という話もちらほら。。。
オガスタでのこのメンテナンスの予行演習として竣工時期に床や製作家具などの自然オイル塗装を住まい手自らのＤＩＹ作業で行ってもらっています。
これがなかなかの重労働。荷物もなにも入っていない状態でやってもらいますので大体お休みの土日2日間かけて頑張ってもらっています。
ただ、2回目以降は傷みやすい床のみ重ね塗りの1回塗りでＯＫですので物と格闘しつつ約一日作業でのＤＩＹ施工となるでしょう。
大掃除を兼ねて、床を愛でる日を数年に一度つくってみてはどうでしょうか？
新たな発見があるかもしれませんよ。
浸透性の自然オイルを重ねてもらうとより無垢フローリングに深みがでてイイ感じになります。
無垢を選んでいただくメリットとして完成時から年月と共に風合いが深まり変化を楽しめる建材というところではないでしょうか？
そしてメンテナンスをきっちりとしていただければ一生もので使っていただけるというのも選ばれる理由なのではないでしょうか？
対して複合フローリングも数年に一度、床のワックス塗りが推奨されています。
ただ、ダス〇ンなど専門のお掃除屋さんにでも依頼しない限り、あまりメンテナンスされている方をお聞きすることはありません。
複合フローリングは完成時が最も綺麗な状態で使用や経年で傷む一方ということなので数十年も経つと、大体が大規模な床の張替リフォームをせざるを得ないパターンが多いです。
結果、イニシャルコストや短期でみたメンテナンスは、無垢フローリングのほうが手間暇かける必要があります。
対して、イニシャルコストは低めですが長期的にみると大規模な修繕が必要になるかもしれない複合フローリングとなります。
精神的な満足度が加味すると、断然おすすめは無垢フローリングです。
とはいえ、無垢フローリングはその名の通り自然素材になります。
均一のように見えても思わね動きをしたり、目隙、床なりなどの可能性もあります。
自然のものだけになかなかコントロールのきかないところもありますが大らかな気持ちで家族の一員に接するように愛でながら暮らしていただければ、大きな精神的な満足度をあなたの暮らしに与えてくれるものだと考えています。
あなた達家族にあったオンリーワンの無垢フローリングを選んでみてはどうでしょうか？
