最近、住宅ローンの金利上昇についてのニュースを目にする機会が増えてきました。
家づくりを検討されている方にとって、
建築費の上昇だけでも悩ましいところですが、
住宅ローンの金利まで上がるとなると、資金計画の考え方も変えていく必要があります。
今回はYouTubeで、住宅ローンの金利上昇によって返済額がどれくらい変わるのか? についてお話ししました。
今回の動画では、
3,500万円を35年間借りた場合について、約2年半前と現在の金利条件を比較しています。
試算結果は、
同じ3,500万円を借りているのに、金利が違うだけでこれほどの差が生まれます。
もちろん、これは35年間金利が変わらないと仮定したシミュレーションです。
特に変動金利の場合は、将来の金利によって実際の返済総額も変わってきます。
それでも、住宅ローンの金利が家づくりの総予算に与える影響は非常に大きいということが分かります。
家づくりの資金計画で気をつけたいのが、
銀行の住宅ローン審査で借りられる金額を、そのまま住宅予算にしてしまうことです。
銀行は年収や勤務状況、既存の借入れなどから融資可能額を判断します。
しかし、その金額が家族にとって無理なく返済できる金額とは限りません。
子どもの教育費、車の買い替え、老後の生活資金など、家族によって将来必要になるお金は違います。
だからこそ、住宅ローンは「いくら借りられるか?」ではなく、
「毎月いくらなら、無理なく返し続けられるか?」
というところから考えることが大切だと思っています。
今回の動画では、以前と同じ月々の返済額に抑えようとすると、
借りられる金額がどう変わるのかについても比較しています。
住宅ローンを検討するとき、必ず話題になるのが変動金利と固定金利です。
変動金利は一般的に借入当初の金利が低い一方、将来金利が上昇する可能性があります。
固定金利は一定期間または全期間の金利が決まっているため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。
どちらが正解というわけではありません。
家計の余裕や借入期間、将来の収入見通しなどによって判断は変わります。
すでに住宅ローンを借りている方も、ご自身の金利タイプや金利見直しの条件を一度確認しておくとよいでしょう。
家づくりに携わって二十数年。
現場監督から始まり、設計やアフターメンテナンスまで経験してきましたが、家は建てた後にもお金がかかるものです。
毎月の住宅ローン返済だけでなく、
こうした支出も含めて考えておく必要があります。
例えば、建築時の費用を抑えるために断熱性能を下げた結果、
住み始めてからの冷暖房費が増えてしまうことも考えられます。
反対に、性能を高めるために初期費用をかけすぎて、毎月の住宅ローン返済が生活を圧迫してしまっても本末転倒です。
建築費、住宅性能、光熱費、メンテナンス費用のバランスをどう取るか。
これからの家づくりでは、ますます大切になる視点だと感じています。
今回の動画では、実際の数字を使いながら、
住宅ローンの金利上昇が家づくりの予算にどのような影響を与えるのかを解説しています。
主な内容は、
住宅ローンは35年という長い期間にわたって付き合っていくものです。
目先の金利だけでなく、将来の暮らしまで見据えて判断していただきたいと思います。
これから神戸・兵庫で注文住宅やリノベーションを検討される方にも、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
▼オーガニックスタジオ兵庫のYouTube
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