家づくりを考える際に、「土地」の立地や値段、「家」のデザインや仕様などは非常に気になるものです。
特に新築などの場合、他に決めることや考えることが多すぎて、新築後にかかる維持メンテナンスについては、ついつい後回しになってしまうことが多いのではないでしょうか？
住まいは建てたら終わりではなく建ててからが新たな暮らしのスタートです。
折角建てた住まいを長期間維持していくためには適切に維持管理していくことがとても大切です。
新築時にこそ考えておきたい！住宅の維持メンテナンス計画について手順をまとめてみました。
住宅の維持メンテナンスで一番に思い浮かぶものというと「外壁の塗り替え」などが思い浮かぶのではないでしょうか？
ご近所さんが塗り替えなどしてると「うちもそろそろか？」と検討されている方も多いかと思います。
外壁や屋根などは常に雨風であったり太陽光などにさらされており最も劣化が懸念される箇所です。
維持メンテナンスには費用、工事期間共にそれなりにかかる工事となりますので当初に「選ぶ建材によって維持メンテナンスの費用、時期などにどのような違いがあるのか？」比較しておくことをお勧めいたします。
【外装選びの３つの要素】
1「意匠性」:家の顔になる部分、自分たちの納得出来る意匠で選びましょう！
2「性能」：付加断熱工法など家自体の性能をUPさせてくれるもの。
3「メンテナンス性」：使う部材によって後々のメンテナンス時期、費用共に違ってきます。
今回は外装について考えてみましたが内装や設備器具なども使用部材によってメンテナンス時期が変わってきますので自分の家がどのような部材で構成されているのか？知っておく必要があります。
また、可能な限り長寿命の長持ちするもので家をつくることをお勧めします。
「いつ頃」「何を」メンテナンスする必要があるのか？
まずは家を構成する要素を分類してみましょう！
1、「屋根」
2、「外壁」
3、「外部その他」：ベランダ防水、雨樋、破風鼻隠し・軒天、デッキ、木塀、防蟻処理など
4、「床」
5、「壁、天井」
6、「外部建具、網戸」
7、「内部建具」
8、「住宅設備」：キッチン、お風呂、給湯器など
9、「その他附帯」：エアコン、家具、カーテンなど
大きく家のメンテンナス箇所を部分別に分類し、
さらには
「絶対にしなければいけないこと」
「出来れば計画的にしたい内容」
「急にメンテナンスが必要になるもの」に分けます。
メンテンナス時期を逸してしまうと、そのもの自体が使えなくなってしまったり、他の部分まで痛んでしまい修繕に大きな費用がかかる場合もありますのでしっかりと計画をたてておきましょう！
「分譲マンション」は、維持メンテナンスに必要な費用を強制的に「修繕積立金」として徴収されています。
もちろんマンションでもそれ以外にも維持メンテナンスとしてかかるものもありますが、一番費用のかかる外装などの共有部分についてはこの「修繕積立金」で維持されますので「戸建て住宅」との大きな違いと言えます。
対して「戸建て住宅」の場合は、個人個人の判断で積み立てておく必要がありますので住まい手自身がの計画的に修繕積立をしておく必要があるのです。
特に家として根幹となる外装の防水性能や、急を要する給湯器の故障などは気がつかない内に進行し、ある日突然大きな出費をなることがあります。
まだ、使えると思っても計画的にメンテナンス計画を実行することを進めします。
給湯器の故障について以前のブログより↓↓↓
「寒い時期の給湯器故障は堪りません。」
痛み切ってどうしようもない状態から直すのではなく、計画的に維持メンテナンスを適切な時期に行うことでメンテナンス自体の費用を抑えることもできます。
また、何でもかんでもお任せにすることなく、床の自然オイル塗装やウッドデッキの塗装といったプロに頼まなくても自分たちのひと手間でメンテナンス出来ることも多くあります。
必要なことを必要な時期に実施できるように30年、40年先までの計画を一緒に考えていきましょう！
自然オイル塗装について↓↓↓
「恒例の自然オイル塗装です。」
詳しくは下記リンクよりご予約ください。
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2/24（祝）10：00～16：00 明石市大久保町「バタフライ型ルーフの家」完成見学会（予約制）
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