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2020.10.12家づくり計画|住宅メンテナンス・お手入れ方法

もしも鳥獣や害獣が家に住み着いてしまった時にするべきこと!

 

もしも鳥獣や害獣が家に住み着いてしまった時にするべきこと!

 

あなたが家で寛いているとき、天井裏や床下はたまた壁からガサガサと音が聞こえた場合、その原因は心霊現象などではなく鳥獣や害獣の可能性が高いのではないでしょうか。
ネズミやコウモリ、スズメやムクドリ、
現在の私たちの生活圏は、かつては大自然の一部でした。
今でも近くの公園や山には多くの鳥獣が暮らしています。
ある時突然そこに建てられたあなたの家は鳥獣にとって体のいい住処となってしまうかもしれません。

 

しかし、鳥獣は我々にとっては害獣かもしれませんが、大いなる大自然、長い年月の中では人間のほうが新参者で部外者だったりします。
ですので自然のバランスを守るため、鳥獣を保護するための鳥獣保護法が制定されています。
家に鳥獣が住み着いたからといって勝手に駆除してしまってはこちらが法に触れてしまうことになってしまうかもしれません。

 

イラスト

 

かといって一緒に暮らす訳にはいかない鳥獣対策やもし家に異変を感じた時のどのように対応するべきか?対策方法をまとめてみました。

 

住宅建築に携わって早20年。
白紙で始まる本当の注文住宅の工事管理を中心に、土地探し~計画~工事~メンテナンスまで幅広く家づくりのすべてに携わってきた経験でためになる家づくり情報や備忘録とてご紹介できればと思います。

 

【鳥獣対策①】:まず、何があなたの家に住み着いているのかを知る!

 

音はすれども姿はみせず、
家に住み着いてしまった鳥獣はなかなかその姿をとらえることができません。

いったい何が住みついているのかわからなければ駆除を依頼することも出来ません。
どうしたらいいかわからず途方に暮れてしまうのではないでしょうか?

 

イラスト

 

そんな時はあるもの見つけていただきたい。
そのあるものとは鳥獣の「糞(フン)」です。
姿は隠すことができても糞は隠すことができません。
また、糞を採取することができれば、鳥獣の種類を特定することが出来きます。

 

糞をみつけたら掃除してしまう前に、密閉容器などに保管し鑑定出来るようにしておいたほうがいいでしょう!

 

【鳥獣対策②】:どこに駆除を依頼するべきなのか!?

 

何だか家の中で蜂(ハチ)をよく見かけると思っていたら天井の換気口から侵入した蜂が大きな巣を屋根裏でつくっていた!
ゾッとする話ですが実際田舎の家などでは一般的な事例でよくあることです。

 

その場合、何処に駆除を依頼すべきでしょう!?

 

蜂などの場合は、種類や場所によっては市町村で駆除してくれり、補助制度がある場合があります。
利用しない手はないと思いますのでまずは市町村に問い合わせて対応してもらえるか聞いてみましょう。

 

イラスト

 

市町村で対応不可な場合は鳥獣や害虫の駆除業者にお願いしることとなります。
ただ、駆除業者さんは鳥獣や害虫のプロではありますが、建築のプロではありません。
進入経路や住処を特定するためには、家の構造や造りについても深い知識が必要になってきます。
実際に建築された建築会社などがわかる場合は、建築会社にも問い合わせて相談してみることをお勧めします。

 

【鳥獣対策③】:二度と住処にしないための対策を考える!

 

折角、費用、時間、労力を駆使して駆除した鳥獣がしばらくしてまたあなたの家に帰ってきたら喜ぶことは出来ませんよね!?
二度と住処にされたいための対策をしておく必要があります。

 

 

住処への進入経路を抑え、鳥獣が嫌う忌避剤で処理したり、進入経路自体をなくすための工事をあわせて行わなければなりません。
二度目がないように対策をしっかりと考えましょう!!

 

まとめ

 

人間も自然の中で生かされているのだから、先住民である鳥獣を邪魔だからと殺してしまうと、自然のバランスを崩してしまうことになりまねません。
だからといって仲良くひとつ屋根の下で暮らすことも許容しにくい鳥獣問題。

 

あなたの家ではなく他の住処にいってもらうような努力が住まい手にも必要となってきます。
地域、立地、家の造りにあった対策を考えてみてはどうでしょうか!?

 

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