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2020.11.24 日常

お家の地震対策

おはようございます。

3連休でしたが、みなさんいかが

お過ごしでしたか??

観光地ではGO TOトラベルを使って

賑わっている様子が報道されていましたね。

紅葉シーズンと気候もほどよく

観光日和でしたね。

これからコロナの影響でGO  TOできなく

なってきそうな感じですが、

お互いを思いやる気持ちで感染対策ができるといいですね。

 

 

さて、この連休中にも震度5の地震が

福島・茨城で発生しましたね。

地震大国日本に住む限り「地震」はつきもの。

お家づくりでも「耐震性」について注目されるように

なったのは、やはり大地震が発生したあとからでした。

 

 

住宅において、「耐震性」がしっかりしているのかどうか

判断できる基準として「耐震等級」というものがあります。

耐震等級1

建築基準法で定められた、最低限の耐震性能を満たしている。

震度6~7の地震に耐えられるように設計されている。

(熊本地震レベルの震度)※地震の性質やその地域によって影響は変わります。

耐震等級2

耐震等級1に比べて1.25倍の耐震強度。

長期優良住宅を建てるためには、この耐震等級2以上で

なければなりません。

避難所などに指定されている学校・病院なども

耐震等級2以上でなければなりません。

耐震等級3

耐震等級1に比べて1.5倍の耐震強度。

耐震等級の中で最高等級。消防署や警察署なども

多くが耐震等級3の建物です。

 

熊本地震では、震度7の地震が2回発生していましたよね。

被害の大きかった益城町に建っていた耐震等級3の建物(16棟)は

2回の大地震に耐えて、その後も住み続けられているそうです。

倒壊はしなかったけれど、住めないお家が多かった中で

この「住み続けられる家」というところがポイントです。

 

では、この耐震等級3を標準化している住宅会社を

どのように見極めたら良いのか・・・?

その会社で過去に建てられたものの

「耐震等級3の構造計算書」を見せてもらうこと。

標準としている会社であれば、すぐに見せてくれるはずです。

 

木造住宅は構造計算は不要です

そこまでの耐震等級は必要ないんですよ

構造計算はしていなくても、耐震等級は確保しています

構造計算は無駄なので費用をかけずに耐震性能を確保しています

うちの職人は腕がいいから

 

などなど、計算書がないので誤魔化す業者もあります。

なぜ誤魔化すのか??

・構造計算するとコストアップになる

・何百棟と施工してきた経験と勘から

・構造計算しなくても地震に強いはず・・・といった思い込み

 

残念ながら、こういった理由で構造計算をしない業者が

いるのが現実なのです。

大切な家族の命を守るためにも、耐震について

しっかり考えていきたいですね。

 

 

 

 

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