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2015.10.09オガスタの活動|建物の仕様について

要望によって変わるベランダの作り方。

 

物干し場、布団干し場として便利なベランダ、バルコニー。
その要望によって作り方、費用が違うことを知っていますか?
 

■ベランダ床の仕上について

 

まず考えなければならないことは、ベランダの下の部分が雨に濡れて良いのか?いけないのか?
 

ベランダ下を洗濯干しに使ったりする場合は、
ベランダ床をFRP防水もしくは板金防水などで仕上げ屋根がわりにします。
FRPとは、ガラス繊維などの補強材で補強されたプラスチックのことです。
FRPは数々の優れた特性を持っており、例えば強度・耐水性・成型性が優れていることから、船舶、水槽などにも使われています。
10年を目安にメンテナンスが必要になってきます。
FRP防水のままでも、床仕上げとなりますが、保護と素材感を良くするために木製のスノコを敷いて仕上げる場合もあります。

 

ベランダ

 

ベランダ下の雨濡れを気にしない場合、ベランダ床をスノコなど木製で作ったりもします。
FPR防水より安価に、質感良くベランダを施工することができます。
もちろん、床がスノコ状になっていますので、雨が降ればベランダ下は濡れます。
手すりなどと比較しても床部分は劣化が早いスノコの材の選定を気をつけないといけません。
お勧めは、アイアンウッドか米杉など水に強いものが良いですが、アイアンウッドの場合、当初は雨で樹液が流れ落ち壁を汚すこともあるので注意が必要です。。
アイアンウッドとは、無塗装でも腐りにくく、抜群の耐久性をもつ木材を言います。

 

ウッドデッキ

 

■ベランダ手摺の仕上について

 

ベランダ床は、要望によって決めるものですが、手摺については、建物外観の美観に大きく影響します。
木手摺にすると、質感が良いですが、定期的な再塗装が必要になります。
アイアン手摺にすると、開放感があり気持ちがよいですがお子さんが小さい頃などは落下防止などの対策が必要になるかもしれません。
外壁と同材の手摺とすると、メンテナンスは木手摺、アイアン手摺ほど考えなくてもよいですが、ベランダの広さによっては圧迫感を感じるものになってしまいます。

 

ベランダ手摺

 

まず、何のために必要なベランダかを考え、適材適所で選んでいくことで使い勝手と共に家の雰囲気を引き立ててくれるものとなります。

 

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