BLOGブログ

2026.03.03雑記|建築探訪

神戸の赤い鯉から学ぶ「攻めのデザイン」と「守りの設計」

 

 

神戸・メリケンパークにある

巨大な赤い鯉のオブジェ「フィッシュダンス」。

 

 

高さ約22m、港町の空に向かって跳ね上がるその姿は、

一度見たら忘れられない存在感です。

 

 

 

この作品を手がけたのは世界的建築家の フランク・ゲーリー。

 

 

後にグッゲンハイム美術館ビルバオなどを設計する巨匠ですが、

その初期の象徴的作品のひとつが、ここ神戸にあります。

設置場所はメリケンパーク。

1987年、神戸港開港120周年を記念して建てられました。

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

 

 

 

このフィッシュダンス、建築というより「都市彫刻」。
デザイン優先の大胆な造形は、まさにバブル期の攻めの象徴です。

 

 

 

 

先日、所用があり近くを通りましたが、
年代相応に傷みがあり仕事柄気になるのが

「メンテナンス」。

 

 

 

海沿い立地=塩害リスク。

 

 

 

 

金属構造物は、塩分による腐食との戦いになります。

さらに赤い塗装は紫外線の影響を受けやすく、

色あせや塗膜劣化が起こりやすい。

 

 

巨大な構造物ですから、内部鉄骨や接合部の点検も欠かせません。

 

 

 

 

つまり
デザインは一瞬で人の心を掴みますが、

維持管理は何十年も続きます。

 

 

 

 

これは住宅でも同じです。

 

 

・海沿いの家なら外壁材は何を選ぶか

 

・軒の出をどう取るか

 

・メンテナンス周期を前提にした設計になっているか

 

 

「かっこいい家」だけでは足りない。
「長く守れる家」であることが本当の設計力だと私は思います。

 

 

 

 

神戸の赤い鯉は、

攻めのデザインと守りの設計、

その両方を考えさせてくれる存在です。

 

 

つくることと守ること。

 

 

そのバランスこそが、

本当に豊かな建築なのかもしれません。

 

 

 

 

一覧へ戻る

CONTACT資料請求・お問い合わせ

Facebook Instagram Twitter LINE Pinterest RoomClip