「家づくり」とは、単なる生活のための「器を造る」ことではなく、
大切な家族が「健康で」、「快適に」、「安心して」暮らせる住まいを造ることだと考えています。
成功する家づくりとは、例えば、「お気に入りのデザインの家であり」、
「冬暖かく、夏涼しい家であり」、そして「地震に強い家」なのです。
現代の建築技術である「高気密高断熱」は、当初は施工的な問題も多くありました。
しかし、先人たちの努力によってほぼ解決される段階までになってきており、
今では、その重要性が国を始め多くの方々に認識されるようになってきました。
また、日本の伝統である大工技術、左官技術などを駆使した「自然素材の木の家」、
その心地よさは、体感された方々にとっては何物にも代えがたい付加価値だと思います。
「高気密高断熱住宅」と「自然素材の木の家」は、一見すると相反するもののように感じるかもしれません。
しかし、上手に両立していくことで、本当の意味での「価値ある家づくり」ができるのではないでしょうか。
「高気密高断熱」現代の科学に裏打ちされた
「健康」「快適」「経済的」な住宅と、
「自然素材」特有の「癒しや」「心地よさ」「素材感」、
どちらも欠けることなく、
その両立によってもたらされる「心地の良い住空間」を探求していきたいと思います。