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2016.05.31オガスタの活動|視察

劣化対策|木材の防蟻処理について

 

複雑に入り組んだ住宅業界。
日進月歩で新商材が発表され、いろいろな考えを基に、いろいろな家づくりが存在する。
資産価値の高い家づくりを提案するためには、我々建築従事者も日々新しい知識を吸収し探求し続けていかなければなりまん。
ということで、各回テーマを絞って定例で社内勉強会を実施しています。

 

今回の社内勉強会では、住宅の劣化対策にあたる防蟻処理について学びました。
ゲスト講師として関西のホウ酸防蟻処理の有名人である(有)天野事務所の天野氏にレクチャーしていただきました。

 

勉強会

 

劣化対策は木造住宅の寿命に大きく影響する重要な内容です。
日本は現在でも防蟻処理として合成殺虫剤処理が一般的に実施されています。
合成殺虫剤処理には人体に有害な物質も多く含まれており、シロアリによる害を抑えることができても人体に有害であることは大問題です。

 
我々も高気密高断熱住宅を手掛けている関係上、普段より薬害には注意して合成殺虫剤処理に頼らず仕様選定を行っています。
合成殺虫剤に頼らない方法としては、今回のホウ酸処理、薬剤不使用工法、シロアリに強い樹種などいろいろな方法があります。
どの方法にも、メリットデメリットがあり、ただひとつの方法での解決といったことではなく複合的に考えていくことの重要性を再確認することができました。

 

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