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2019.02.26家づくり計画|住宅性能を考える

固定買取終了後に考えるべき太陽光発電の使い方

 

固定買取終了後に考えるべき太陽光発電の使い方。

 

先日、家につけることのできる蓄電池の勉強会を事務所で行いました。
蓄電池は車業界では大容量のものが搭載された電気自動車なども見かけるようになり、街中に電気充電用のスタンドも整備されつつあります。
ただ、住宅では蓄電池の価格も高く、容量も小さく自宅すべてを賄うにはまだまだ時間が必要だと言わざるを得ません。

 

太陽光発電

 

ただ今現在の太陽光発電固定買取制度では、余剰で10年、10Kw以上の大容量発電のもので20年間の買取価格を維持するための財源として、太陽光を設置していない家庭の電気料金を割り増し料金として請求されていることをご存知でしょうか?
また、今から10年前に太陽光発電を取り付けた方は固定買取の終了と共に固定期間の買取価格が現在の価格に改定されるためその価格が半額近くなる方も多いことと思います。

 

固定買取終了後は、売電と買電の差がなくなりますので太陽光発電を自家消費などで使っていく方法を考えていく上では蓄電池は有効な方法です。
また災害の多い昨今、昼間発電した電気を蓄電しておきもしもの時の備えとしてはメリットの大きなものだと思います。

 

数年前から蓄電池であったり自家発電が組み込まれた機器など大手ハウスメーカーを中心に導入されてきています。
年間棟数の多いハウスメーカーは大量購入によって高価な高性能機器を割と安く導入し家で使うエネルギーを抑制するような家を大量生産しています。
蓄電池単独で考えた場合、初期の機器価格が高いためまだまだ電気代の圧縮効果で採算をとることが難しいのが現状です。
また、容量的にも家を賄うことが出来ず200V電源に対応している機種も少なかったり、交換や修理にかかる費用の問題もあります。

 

まだまだ発展途上の商品、今回の勉強会でも数年前無理だったことが可能になっていたりと、既存太陽光の状況などによっては提案出来る商品もありそうです。
状況状況にあわせて最善の提案が出来るように新情報を仕入れることができました。

 

しかし、どういう訳か車業界などと比較すると住宅業界で蓄電池はなかなか普及が進みません。
今後各メーカーさんの企業努力に期待したいですね。

 

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