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2016.04.14家づくり計画|住宅性能を考える

「結露」と「気密性」の関係性について

 

住宅において「結露」は2通りに分けることができます。
まずは、冬の暖房などにより室内温度ムラが大きくなってて起こる「表面結露」
これは、空気中に含まれる湿度が温度によって決まっていることによって起こる現象で、断熱性の弱い窓ガラスなど濡れ不衛生な状態になることです。
これを防ぐためには、窓や断熱材などに性能の高いものを使い表面温度を下げないことや換気が適正に行われているかがポイントになります。

 

結露

 

もう一つは、壁の内部が結露する「内部結露」という現象です。
これは、厄介で壁体内という見えない箇所で発生して、木材や断熱材を傷めていきます。
この現象は、気密性が不足していることによって発生します。
これを防ぐためには、きっちりと施工された防湿層をつくることで防ぐことができます。

 

「断熱性」に関しては、国の施策などの影響もあってその重要性が広く認知されてきています。
ただ、「断熱性」は、確かな「気密性」があってこそ、その数値通りの性能を発揮できるものです。
高性能住宅では、気密測定などを利用して確かな「気密性」を確保することが重要なのです。

 

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