家を形成する屋根、外壁などは多くの部材を組み合わせてできています。
なんの部材を使うかによって断熱性や気密性といった性能は大きく変わり影響されます。
屋根、壁構成やサッシの種類、換気の種類などを入力することでどの部分からどの程度の熱を逃しているのかを計算することができます。
詳しくは以前のブログで紹介していましたのでそちらをどうぞ↓
・住宅性能を見える化する方法
上図を見てもらえると、窓、外壁、換気の3点が最も家の熱を奪っている弱点と言えます。
外壁は家の大部分の面積を占めることを思うと、窓、換気の性能を高めることが省エネ住宅への近道だとわかっていただけると思います。
特に窓はその費用対効果が大きくまず性能を高めたい部分となります。
先日、外壁の付加断熱を行っているメーカーさんが来社されました。
今進行中の案件で、さらにワンランク上の断熱性能を外壁に持たせるために行う付加断熱工法の実施説明に来られました。
高気密高断熱住宅の施工を得意とするオーガニックスタジオ兵庫では、
年に数棟はさらに上のレベルの住宅性能を求められる仕事をさせてもらっています。
価格的にコストアップではありますが、それ以上の効果が得られるものもあります。
今回は、外壁断熱を約155mmという厚みに付加断熱する工法を採用します。
その施工が楽しみですね。
兵庫県はその地域によって気候が大きく違います。
温暖な神戸、明石、姫路などと言った瀬戸内地域、
北に行くとかなり冷え込む地域など、地域地域にあった断熱仕様を考えていく必要があります。
「家の温熱性能」「耐震性、耐久性」「家の間取り、デザイン性」などと予算のバランスをとることも重要な家づくり。
求めるものによって幅広く対応できるようにしていかなければなりません。
住まい手にあった家づくりを提案できるようにさらに家づくりを探求していきたいと思います。
【関連ブログ】
・①かしこい窓選び。
・②かしこい窓選び。
・③かしこい窓選び
・④かしこい窓選び
・冬の寒さ対策|インナーサッシと断熱ブラインドの違い!
・①屋根断熱と天井断熱の違いを知っていますか?
・②屋根断熱と天井断熱の違いを知っていますか?
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