先週に引き続き兵庫県姫路市で上棟作業を行いました。
先週からしても大分肌寒い気候になってきて、いよいよ年末が近づいてきたことを実感させてくれます。
今回は兵庫県姫路市のとある閑静な住宅街での工事となります。
まだ、雇われで木造住宅の現場監督をしていた頃、
兵庫県姫路市を中心に10年ぐらい家づくりをしてきており、
とても馴染み深い勝手知ったる場所でまた仕事をさせていただけることはとても嬉しいことです。
さて、上棟させていただいた「大面積のウッドデッキバルコニーのある家」は、
2階リビングから出ることのできる大面積のウッドデッキバルコニーがある家になります。
少し高台となる場所から作られるウッドデッキバルコニーからどのような景色を見ることができるのか今から楽しみです。
内装は無垢ナラのフローリングに珪藻土クロス、
天井には杉ムクボードを使うなど濃密な空間構成になる予定です!
木造住宅に置いて上棟(棟上げ)というのは一種のお祭りのようなものです。
その昔は、宴席を設けたり、モチまきをしたりとその住む地域の一大イベントでした。
今でも、ほぼ一日の内に建物構造を組み上げていく作業は見ごたえ十分で木造工事の花形の大工さんの独壇場の日となります。
木造住宅の耐震性の強さを決める要素として、
木構造、基礎、地盤といった3つから成り立っています。
その重要な木構造なのですが、組み上げるのは上棟によってですが、
事前に、構造計算を入れ、
さらにはそこから経験則に基づいて材積の不足を感じる部分に補強を施したりと綿密な打ち合わせを繰り返してこの日を迎えるのです。
ですので、上棟は大工さんだけでなく、
我々施工者、設計者、そして木構造の加工をするプレカットの担当者にとっても、きっちりと打合せ通り組み上げられているのか?
かなり、ドキドキのイベントだったりします。
建物の耐震性を確保した上で、豊かな住空間を実現するためには、
各職種の領分で意見や技術をすり合わせていくことによって実現することができるのです。
これからは、いよいよ工事のほうが本格化して進んでいきます。
K様、上棟おめでとうございます!
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