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2015.12.02建築材料|高性能建材、太陽光発電

エアコンの室内機が大きくなった理由

 

毎日寒くなりエアコンが不可欠な時期になってきました。
オガスタの事務所で可動している2台のエアコンの内1台が調子が悪くしばらく来社される方にご迷惑をかけることになりそうです。

 

さて、最近の最新エアコン室内機、室外機共にどんどん大きくなってきているのをご存じでしょうか?

 

主な理由は、エアコンの効率を良くするためと言われています。
エアコンの効率というのは、車の燃費と同じような考え方でCOPとAPFとったような数値で表されます。
「COP/AOP」というのは、エアコンの省エネ性能を表した数値で大きな数値ほど性能に優れるというものです。
COPは、冷房・暖房能力を消費電力で単純に割ったものなのに対して、APFは、より実用に即した運転効率を示す値となります。

 

エアコン

 

APF値はここ数年を比較したとしても数年前4.0ぐらいのものが主流でしたが、今では6.0前後に向上し、良いもので7.0を超えるものも出てきています。
APF値が2.0違うと、1ヶ月の電気代が約1,000円程度変わってくると言われており、エアコンの性能が急速に進化していることを理解してもらえると思います。

 

室内機が大きくなった理由は、COP/AOP値が昔と比べると大幅に向上にたため、エアコン本体の熱交換の部分がかなり大きくなってることが理由です。
また、便利機能としてお掃除機能が付いていたりと付加機能によってさらに大きくなりました。
省エネになることは、喜ばしいことなのですが、壁についた時の存在感はすごいものがあります。
そろそろ意匠の工夫が必要な時もでてくるかもしれません。

 

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