BLOGブログ

2015.12.01オガスタの建築思想

2階リビングにするという考え方!

 

リビングは家族が集まる家の中心といってよい部屋です。
この部屋を2階部分にもってくるメリット、デメリットをまとめました。

 

まずは一般的に、部屋のボリュームを考えると、

(1階)玄関+LDK+水廻り>(2階)各居室 となります。

部屋数にもよりますが1階の必要広さに対して2階の広さは小さくで済みます。

 

2階リビング

 

<2階リビングにするメリット>
●土地が狭く狭小地の場合、2階にLDKを設置することで1階必要面積が小さく済むので、その余剰を利用してインナーガレージなどを設けることも可能になる。
●2階リビングにすると、道路からのプライバシー確保などをあまり考えなくても大開口を設置でき風や太陽光を取り入れやすくなる。
●1階に比べて眺望もよく、構造によっては勾配天井で計画することも出来るので、実面積以上に開放感のある空間にすることができる。

 

<2階リビングにするデメリット>
●生活メインの部屋が2階となるため、常に階段の上り下りすることを考えなければならない。
●荷物の上げ下ろし、ゴミの搬出など、1階プランと比較すると労力、手間がかかる。
●リビングが屋根に近くなるため、しっかりとした断熱施工をしないと夏場など暑く感じることがある。

 

コスト面に関しては、2階リビングプランは高くなるといったようなイメージがあります。
しかし、実際のところは水廻りが2階に上がることによって配管延長などで多少の増額はありますが、各部屋の広さ関係からいって総2階に近い形になると差し引きで思ったほどの増額にはならないのではないでしょうか。
2階リビングプランは、一長一短あり、 まずは周辺状況や家族構成などを考慮すること。
そして、メリットデメリットを理解した上で設置すれば、リビングが想像以上に豊かな空間にすることの出来るプランでもあります。

 

一覧へ戻る

CONTACT資料請求・お問い合わせ

Facebook Instagram Twitter LINE Pinterest RoomClip