家づくりは多くの人にとって一生に一度のこと。
特に注文住宅で建築を検討されている方ににとっては「土地探し」~始まり「建築会社探し」、「住宅ローン選び」などと多くの労力と知識が必要になってきます。
自分の理想とする家が完成した際には、達成感と蓄積された疲労によって燃え尽き症候群に近いような状態になられる方もいるのではないでしょうか?
しかし、家というのは完成してからこそ、適切に維持メンテナンスしていくことによってその耐用年数というのは大きく変わってきます。
これは、「家のつくり手」のみに依存することなく相談しながら、「住まい手」自身でも状況を把握していくことが大事です。
材料選定の際にも大事なポイントがありますので紹介したいと思います。
家を長寿命で資産価値の高いものとするためには、上記の3つのポイントのバランスの良い材料を選定していくことが大事です。
イニシャルコストとは、初期導入にかかるコストのことで、住宅の建築費ということになります。
耐用年数は、その材料がどのぐらいまで持つものなのか?といった指標ですし、維持メンテナンスコストは、軽微な補修から耐用年数を迎えた時の改修費用だったりします。
この3つのポイントというのは、複雑に絡み合った関係にあり、
「イニシャルコスト」の高いものは、「維持メンテナンスコスト」が安く済んだり、「耐用年数」が長かったりします。
また、「耐用年数」は、適切に軽微な「維持メンテンナンス」をしていくことによって長くなったりと、この3つのポイントのバランスとコストパフォーマンスを考えることが長寿命住宅とするためのコツになってきます。
住みだしてからの「維持メンテナンスコスト」がかかり、立地など諸条件によって「耐用年数」が左右される外装関係については、特に重要、当初から3つのバランスの良いものを選定しておくことが、長い目にみると大きな差となってきます。
そして忘れてはいけないこととして、外装は家の顔とも言われます。
「デザイン性」や「周囲の景観」なども共に考えることをお忘れなく!