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2016.02.13オガスタの建築思想

見えないところの通気も、とても大事

 

先日、通気部材メーカーの㈱ハウゼコさんが来社されました。
通気とは言っても、室内の換気のことではなく、壁の内部、屋根の内部などを通気させるための部材です。
今まで見えない部分の通気というのは、軽んじられてきました。
その結果、内部結露の原因となり木材や建物を傷めてしまうということがありました。
内部結露とは、表面に出ていない壁の内部で結露が起こり、壁体内を傷めてしまうことを言います。

 

棟換気

 

最近でこそ、少しづつではありますが壁体内通気や、屋根換気の重要性を認知されつつあります。
壁や屋根の内部で通気をとる訳ですから、雨水の進入のリスクは常に考える必要があり、ただ通気させればよいという訳ではありません。
その中でも、ハウゼコさんは自社に大規模な実験設備も備え、大学教授や実務者と共に通気部材というものについて日々研究されているそうです。

 

家のことを思えばしっかりと通気量を確保しなければいけませんが、雨水を進入させては元も子もありません。
建築実務者としても家に末永く快適に過ごしていただくために、しっかりとした部材研究や施工方法をより良いものに進化させていかねばなりません。

 

見学会情報
↓↓詳しくは↓↓

2/20(土)高砂市にて完成見学会を開催します。(予約制)|「すべての居室が南向きの家」

 

3/12(土)、3/13(日)西宮市にて完成見学会を開催します。(予約制)|「素材感と性能の両立する平屋住宅」

 

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