いよいよ年末も差し迫ってきましたが、昨日は現場施工管理アプリの勉強会を行いました。
我々の建築している注文住宅は、「住まい手の思い」、「建築家の思い」、「造り手の思い」をまとめて方向性を模索し造り上げていきます。
机上で計画したものを、現場に落とし込みより良い物を造りあげていくために多くの専門職人の手によって造られていきます。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
という某有名ドラマの名セリフのように建築現場でも多くのドラマを経て家づくりが進行していきます。
既製品化された物(家)ではなく、人の手によって仕上げられる物(家)には共通することですが、どれだけわかりやすく仕事内容、工期、注意点などを伝達していくことが大切です。
また、急な変更や不測の事態になった際には、関連業者に事情を的確に説明し、前後対策の検討や、変更工程の調整伝達が現場技術者の熟練度もしくは腕と言ってもいいでしょう。
家を建てるにあたっては、設計、施工、材料屋、職人など約30業種前後の専門職の力が必要となります。
人の手か欠かせない業界でありながら、人手不足、高齢化など問題の多い建築業界。
全業種が同じ目的に向かって家づくりをしていくためには情報共有が必須で、そのツールとして一役を担ってくれるように感じました。
社内、関連業者とも協力しながら使いこなすための対策を進めていければと思います。
いろいろ便利なものを考え付く人がいるものですね。