当たり前ですが、夏暑く、冬寒い家は快適ではないですし、性能が良いとはいえません。
先日のブログで家のランニングコストで大きな割合を占めるものとして「暖房」だと紹介しました↓
/blog/?p=6051
住宅での温熱性能は、「暖房」「断熱性、気密性」の関係で表すことができます。

上のイラストを見てください。
コップに注がれている水が穴からこぼれ落ちています。
コップの穴が大きければ大きいほど水位を保つための多くの水が必要です。
コップの大きさ→住宅の規模
注がれている水→暖房エネルギー
穴の大きさ→断熱性、気密性
コップの水位→室温

置き換えると、
性能の高い家ほど、少ない「暖房エネルギー」で室温を保てることが解っていただけると思います。

性能を適切に高めることよって、冷暖房に頼りすぎなくても年間を通して快適な室温に保ちやすくなります。
言い換えれば、普通に快適な室内温度で暮らしていれば省エネルギーになり、冷暖房費を節約できるということになります。

さらには温暖化の原因となるＣＯ２排出量も削減でき、「人」「住まい」「地球」にやさしい暮らしを実現することができます。