毎日暑い日が続いていますね。
オリンピックも新型コロナで少し盛り上がりにかけつつ開幕しました。
今回は無観客ということでネットのLIVE中継がかなり充実しているみたいでちょっとした隙間時間にもいろいろと楽しめそうですね。
一昨日の日曜日、休みをとることが出来ましたのでひさびさに兵庫県立美術館へ。
暑さを避けつつお目当てのアアルトの特別展示が始まったということで見学にいって来ました。
木造住宅の最前線現場管理を中心にウン十年。
白紙で始まる本当の注文住宅の、土地探し~計画~工事~メンテナンスまで幅広く家づくりのすべてに携わってきた経験をもとにためになってほしい家づくり情報ブログ。
2012年のオーガニックスタジオ兵庫開業からスタートしたブログもまもなく10周年、日々の仕事のこと、建築のこと、たまにプライベートなことなどを!
1990年代初頭~活躍したフィンランド出身の建築家。
アルノとアルヴァの夫婦で活躍したことで有名ですが、その活躍は建築のみのとどまらず住まいに関する家具であったり、照明、ガラス製品などのデザインも手がけました。
今でも家具であったりガラス製品のデザインは色あせることなく好んで使われていたりします。
名前は知らないけど、家具やガラス製品を見ると知ってるって人も多いのではないでしょうか?
個人的にも建築よりも、100年近く年月の経った今でも使われ続ける椅子であったり、ガラス製品など素敵で印象深いアアルトです。
おそらく建築をする延長線上で、出来上がってきた家具や器、照明ですが住ま手の事を考えてつくられたデザインであったり、意匠は飽きの来ない魅力があるのでしょう。
必要なものを必要なところにつくることが建築の原点です。
自分達が使ってテンションがあがる家具であったり、食器、照明を家にあわせてオーダーメードしていく。
そのデザインが長い時を経ても色あせることなく使い続けられている。
当然ではありますが、行うことはとても難しいことです。
住まいをつくるといった建築の原点を再確認することが出来ました。
特別展示は兵庫県立美術館で8/29まで開催とのこと。
ご興味のある方は是非この機会にご覧になってみてはどうでしょうか?
暑い夏に涼しく鑑賞してみてはどうでしょうか?
たまたまですが見学に伺った日に、日本が世界に誇る建築家 安藤忠雄さんが書籍出版ということでサイン会を行っていました。
この兵庫県立美術館も安藤さんの数多くある建築された案件のひとつです。
数年前になりますか?大きな病気をされていたはず、
にも関わらず以前と変わらず元気そうにサイン会されている姿に勝手に癒されて帰ってきました。