現在、小窓などに採用されているのが、
トリプルガラス
ダブルLOW-E2
ダブルアルゴンガス
樹脂サッシです。
長い名称で舌を噛みそうになりますが…。
↑取付状況写真ではわかりにくく…。
断面を割るとこのような形状になっています。↓
外部より、
遮熱ガラス
↓
空気層(アルゴンガス)
↓
クリアーガラスor型ガラス
↓
空気層(アルゴンガス)
↓
断熱ガラス となります。
現在、日本製のサッシが、
ダブルガラスが標準採用されている中、
トリプルガラスが標準採用されています。
性能でいうと、
現行、日本製トップクラスの性能を誇る
樹脂サッシ(YKK APW330)で熱貫流率(U値)=2.33に対して、
形状により数値が異なりますが、熱貫流率(U値)=1.07~1.58というデータが出ています。
性能的には日本製が、
比べものにならないほどの高性能なのですが、
日本には常備されておらず、
商品がアメリカより船でやってきます。
結果、商品発注より、
約2ヶ月~3ヶ月納品にかかってしまします。
現場着工前に、
商品は注文しなければならず、
後日の変更対応が難しい商品となっています。
日本のサッシメーカーさんも、
頑張っていただいて早くこのグレードのサッシを商品化がしてほしいものです。