「家づくり」を計画し地盤調査の結果、不幸にも地盤改良を必要とする場合があります。
家を支える土台である地盤のことですので適切な地盤改良を行っていくことが求められます。
一般的に地盤改良とは、
に分類することができます。
この場合遠い将来、役目を果たしたセメント系柱状杭や鋼管杭は地中にそのまま残っていると産業廃棄物扱いとなってしまいます。
最悪の場合、将来土地の売却を行うとき埋設物(産業廃棄物)として取り扱われる場合もあり撤去を買主などから求められる可能性もあり得るのです。
そんな心配に備える場合には、砕石を使った柱状改良というものがあります。
文字通り、セメントや鋼管の代わりに砕石が杭となっているのです。
また、土とセメントを混ぜると発ガン性物質である「六価クロム」が発生する恐れがあることを知っていますか?
その発生の要因というのはハッキリとは解明されていませんが、「六価クロム」の発生率を高めてしまう可能性があるのは事実のようです。
砕石による柱状改良の場合は自然素材ですのでその心配を軽減できるというのも大きなメリットになります。
家の地盤というのは強いに越したことはありません。
ただ、その土地の強さは、周囲からある程度は予想することはできますが、実際のところ地盤調査を行わなければ本当のことはわからないものです。
もしもの時は、その土地土地にあった適切な方法で地盤保証なり、地盤改良なりを行って将来に備えましょう!