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2015.11.18オガスタの活動|建物の仕様について

モルタル下地の外壁工法

 

我々が建築する物件での外壁仕上としては、モルタル下地+塗装仕上げや、金属サイディング仕上げ、板張り仕上げなどのいろいろな組み合わせで行います。
その時々によって流行や仕様の変化はありますが、その3種類の仕上げは不動のものとして使っています。

 

その中のモルタル下地の工法として、ここ数年よく使っているのが、㈱富士川建材工業さんの認定工法を利用することが多いです。
大きな理由としては、モルタルの収縮による割れ防止措置がとられている工法で、モルタル壁ですが割れにくいのが特徴です。

 

フジモルノンクラック通暖房工法

 

そして、一番の特徴が通断房防水シートです。
透湿防水シートの上に張り、通気層、防水シート、付加断熱を兼ねたシートになっています。
シートの厚みは薄いものなので、付加断熱としては、気持ち程度の効果でしょうが、防水層として透湿防水シート+通断房防水シートと2重防水になるのは心強いものがあります。

 

通断房シート

 

上の写真が通断房シートで、凹凸の部分が空気層となります。
通常の壁体内空気層と比較すると、薄いものになりますが、蜜に入っていて壁体内の内部結露防止に効果が実証されています。
外壁のモルタル下地工法としては、なかなか考えられた良い工法です。

 

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