先日、自然塗料や外付けブラインドなどを取り扱っているオスモさんからの案内で野池政宏さんと伊礼智さんのコラボ講演会に行って来ました。
野池さんの住環境を理論的に分析し「計算→体感→検証」によってより良い住空間に近づけていく手法。
話の中で出てきた建物性能に関する話は、一般的に建物の温熱性能というのは断熱性能のみで語られがちな昨今の風潮なのですが、建物の温熱性能というのは、「断熱」「日射遮蔽」「通風」「昼光」「日射取得暖房」などトータルで計画されてこそ省エネで快適な家を実現できるという話は、すごく共感できるところでそのような提案が出来るようにしていかなければいけないと再確認させていただきました。
野池さんのお話しは初めて聴かせていただきましたがとても勉強になりました。
対する伊礼さんの話は、景観と繋がりを大切にその土地土地の魅力を暮らしの中にとりこむ設計手法。
人生の大部分を過ごす家だからこそ安らげる空間であり、デザイン性の高い空間であることによる満足度の高さは何物にもかえがたく。
安らげる空間というのは快適性が高いといういうことであり、別々に話を聞くと全く違うような話ですがゴールはどちらも同じでより良い住空間にしていこうというものでとても参考になりました。
とても面白く為になる話でした。
3月も中盤に差し掛かり、日々忙しいく仕事に追われてしまっていますが良い気分転換になりました。
忙しい3月を頑張って乗り切りたいと思います!!