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2016.06.14オガスタの活動|視察

西方里見先生設計の基礎断熱工法を見学に行く。

 

防蟻基礎型枠材の基礎断熱工法の見学に。

 

高気密高断熱住宅の東の横綱といわれている西方里見先生設計の物件が兵庫県姫路市で進行中ということで建築中のミヤホームさん、天野事務所の天野さんなどのご厚意で進行中の現場で基礎断熱工法の見学に伺いました。
先日、オガスタ新潟さんに伺った際みせていただいた西方設計×オーガニックスタジオ新潟の完成物件を見学した余韻をそのままに、今回は西方先生ご自身も基礎配筋検査のために姫路に来られているということで非常に楽しみにしておりました。

 

防蟻基礎型枠

 

ホウ酸を使った断熱基礎型枠工法。

 

今回の工法は、断熱材を基礎の型枠として使うという工法。
基礎外断熱となりますので防蟻対策としてホウ酸をつかった断熱材ということになります。
なかなか、基礎の段階で見学会ということも大変めずらしく楽しませていただきました。
いろいろなメリットのある工法ではありますが新工法の検討点なども実際に現地をみれば見えてきます。
今日伺った話をもとに、メリットデメリットを理解しながら、さらに掘り下げて兵庫県にあった基礎断熱工法について考えていきたいと思います。
貴重な機会を与えていただいた西方先生、ミヤホームさん、天野さんを始め関係者の方にお礼を申し上げます。

 

待ったなしの住宅の高性能化。

 

今年始まったZEHビルダー登録制度。
国の施策としても住宅の高性能化は待ったなしの情勢です。
これまで、高気密高断熱工法に興味のなかった設計事務所や工務店も住宅の高性能化を進めていく必要があります。
高気密高断熱工法というのは、その設計施工への理解がなにより大事で、設計→施工そして現場へと落とし込んでいくことによって性能を担保するとができます。
簡単なようでそれがとても難しい!!!
そして、理解度不足によって予期せずクレームやアフターが発生したりもします。
全体の底上げ、最低限の性能を確保した住宅が当たり前となるように、設計、施工そして職人さんなど全ての建築実務者が工法について理解を深めることが重要だと感じました。

 

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