記録的大災害になった西日本豪雨から一転、灼熱の気候が続いています。
連日会社に出勤する際に車載温度計をみると30℃越え気温で、お天気なのは有難いのですが外作業の職人さんは大変です。
さて、そんな暑い日々が続く中ですが、各現場を担当してもらっている大工さんに集合してもらい現場勉強会を実施しました。
今回は、現在たつの市で進行中「太陽熱温水器と付加断熱の家」新築工事現場にて窓メーカーのYKKapの方に来ていただき樹脂サッシの施工手順の再確認、施工上の注意点などを講習いただきました。
現場のほうは上棟後のちょうど窓の取付のタイミングにあわして実際の窓で行いました。
ひと昔前は窓と言えばアルミのフレームのものが一般的でした。
強度の強さでは問題ないのですが、熱を伝えやすいアルミ、ガラスといった部材で構成された窓は家の中で断熱的には大きな弱点となっていました。
断熱先進国である海外では一般的な樹脂窓も、我慢を美徳とする日本ではまだまだ普及しておらず、樹脂複合サッシやアルミサッシがまだまだ一般的です。
今回講習に来ていただいたYKKapさんも約7年前に現在主力商品となりつつあるAPWという樹脂窓を発売しシェア拡大に力を入れています。
最近では省エネ住宅の認知が高まったこともあり、YKKやLIXILなどの超大手メーカーもTVCMを流したりなど少しづづではありますが広く知られるようになってきました。
樹脂はアルミと比較すると、柔らかいところはありますが熱は通しにくくなります。
断熱性能はUPするのですが、強度といった面では少し落ちるといったところでしょうか?
ですので、施工上の止付けビスもアルミに比べて数が多かったり、シビアな施工確認をしなければならないところもあります。
その部分を実際に現物を取付ながら確認しました。
また、日々マイナーチェンジしている仕様を確認することができました。
暑い中の勉強会でしたが、窓の開発側のメーカー担当者と実際に施工する大工さんの間で面白い意見や提案がでたりと実りある勉強会になったのではないでしょうか?
【完成見学会情報】
8/4(土)明石市|「シンプルデザインハウス」完成見学会を実施いたします。
詳しくは→明石市|「シンプルデザインハウス」
ともに10:00~16:00までの予約制見学会になります。
ご興味のある方は下記フォームよりご予約ください。
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