先日、須磨区でちょうど1年前にお引き渡しをしたお施主様のお宅へ、定期点検にお伺いしてきました。
玄関を開けた瞬間、ふわっと感じる木の香りと、ご家族のていねいな暮らしの気配。
きちんと整えられた空間、住まいにやさしい時間を刻んでいるのが伝わってきました。
私たちは建物を「完成させる」ことが仕事のようでいて、
本当の意味での家づくりは「そこから始まる」のだと、改めて感じさせていただきました。
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!
ご家族がどのように暮らしを育てているか、どんな日常がこの家の中で営まれているのか。
直接お話を伺えるこの定期点検の機会は、私たちにとってもとても大切な時間です。
点検では、建具の調整や外部の雨仕舞い、
設備まわりの動作確認などを一通り行い、
特に大きな問題もなく「快適に暮らしていますよ」との一言に、心から安堵しました。
家は建てて終わりではありません。
定期的な点検を行うことで、住まいの健康を保ち、小さな不具合を早めに見つけて対応することができます。
それはお施主様の安心につながるのはもちろん、
私たち施工者にとっても「この家とご家族をずっと見守っていく」という責任とよろこびを実感する時間でもあります。
何より久しぶりにお会いできたこと、
そして変わらず笑顔で迎えていただけたことがとても嬉しく、工務店冥利に尽きるひとときでした。
これからも、お引き渡し後のお付き合いを大切に。
「建ててからも、ずっと寄り添える存在でありたい」
そんな想いで、これからも定期点検やアフター対応を続けてまいります。