先日、西脇で新築したOB様のお宅で
「子供部屋の間仕切り工事」を実施しました。
このお住まいでは、将来的なライフスタイルの変化に対応できるよう、
設計段階から“可変性”を意識したプランニングを行っていました。
築9年ほど経ち、
お子さんも個室の部屋が必要になったこともあり実施した工事になります!
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!
当初は約17帖の広々とした子供部屋を1室として使用していただいておりましたが、
お子さまの成長に伴い、「それぞれの空間を確保したい」というタイミングが訪れました。
このような変化に対応するため、
ドアや照明、収納、空調計画などをあらかじめ3部屋分としてレイアウトしておくことで、
最小限の工事で間仕切りができるよう計画していたのです。
今回採用した間仕切りは、
将来的に撤去・再統合も可能な造りとしています。
間仕切り壁は木製として簡単に解体出来るように計画し、
必要な期間だけ使えるという柔軟性を持たせました。
たとえば――
中高生の間だけ個室にして、
独立後は再び大部屋として活用する
生活スタイルに合わせて使い方を見直す!
といった運用が可能です。
将来の「戻せる選択肢」があることで、
今の選択にも安心して踏み出せるのが大きなメリットですね。
家族の成長と共に“家も育つ”設計を
ライフスタイルは時間とともに変化していきます。
住まいもまた、
その変化に柔軟に対応できることが求められます。
当社では、
「今」だけでなく「10年後、20年後」も見据えた住まいづくりを心がけています。
こうした“成長に合わせて変えられる設計”は、
これから家づくりを考えるご家族にもぜひ取り入れていただきたいアイデアの一つですね。