先週末は、今計画中のマンションリノベーションの現地調査に伺いました。
明石海峡大橋の見下ろすことのできる絶景の立地。
お施主様はいつもお仕事でもコラボさせてもらっている建築士のN氏。
共に家づくりをさせてもらっているプロのご自宅でご指名しただけることは嬉しいことでもあり、身の引き締まる思いでもあります。
絶景を眺めつつ構想を練るN氏。
自邸の完成を想像しながらプランを練り込んでいるのでしょう。
壁内部の見えない部分なども部分的に解体、確認し大体問題となる点も見えてきました。
温熱的な面では比較的、好条件のマンションリノベーションですが、弱点となる部分の補強計画をキッチリと考えていかなければいけません。
これからの人口の減少と共に空き家が増加することが問題となってきます。
限りある資源を有効利用するという考え方でもリノベーションは意義のある選択ですしやり方によってはコストを抑えながらでも快適な住空間を実現することができます。
木造住宅の場合、その構造や外装といったところにまで補強ということが必要となりますが、マンションについては共用部分という扱いになり居住者全戸で管理してく部分で、マンションリノベーションの場合は、その戸の内装、断熱などといったところにのみ予算を配分できるというのも大きなメリットです。
またさらに、核家族化、高齢化社会が加速していく中で、立地の良いマンションで快適に暮らしていけるためのリノベーションということもひとつの選択肢となっていくのではないでしょうか。
今回のN様邸と時を同じくして、三田市のほうでも同様のマンションリノベーションが同時に進行しています。
どちらの物件も快適で個性的な暮らしを提案できるように進めていきたいと思います。