兵庫県は元々5つの国から一つの県になった地域です。
阪神間や神戸市地域の摂津国。
篠山などが含まれる丹波国。
姫路城を中心とする播磨国。
但馬牛で有名な但馬国。
島国の淡路国の5つの国があわさって県となった歴史があります。
その関係からなのか各国による特色が色濃く残っており兵庫県独自の県民性というものはなく各地域によって特徴特色が大きく違います。
例えば県外などで出身を聞かれた際、兵庫県民は「兵庫県出身です。」とは答えず、
「神戸出身です。」だとか、「姫路出身です!」といった各地域名で答えるという特徴が強いように感じます。
やはり、県という単位より各地域出身だという思いが強いのだと思います。
また、方言も各地域で違い、
阪神間で使われている「神戸弁」
播磨地域で使われる「播州弁」
京都の影響を受けている「丹波弁」
中国地方の影響を受けている「但馬弁」
淡路島の「淡路弁」と各地域独特のものをもっており、5つの顔を持つ県と言ってもいいのではないでしょうか?
5つの国と言いましたが、実は私の生まれ故郷である赤穂市には一部「備前国」だった部分も兵庫県となっている地域もあります。
そうすると、実は兵庫県は6つの国をあわさってできた県ということになるのでしょう!