先日テレビで、
マクドナルドの新店舗オープンを支える若い店長が奮闘している姿を見ました。
当日は数多くのスタッフを動かし、なんと何千人ものお客様をさばいたそうです。
驚異的なマネジメント力と同時に、
そこには「マクドナルドだからできる仕組み化」があると感じました。
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!
誰が作っても同じ品質
作業手順が細かく明文化されている。
大量処理に強く、
スピードと効率を発揮できる
つまり「正しく・速く」が徹底される世界です。
一方で、私たちが携わる住宅建築特に注文住宅はまったく異なります。
・顧客ごとに条件が違う(敷地条件・予算・好み)
・提案や判断の幅が大きい
・標準化できる部分もあるが現場ごとにあわす必要がある。
いわば「一つとして同じ答えがない世界」。
だからこそ考える力・学ぶ姿勢・判断力が求められます。
とはいえ、
両者に共通する大事なこともあります。
品質管理はどちらでも最重要
段取りや基本の型は、仕事を支える土台
つまり、
「基礎はマニュアルで守り、応用は自ら考える」ことが必要なのです。
若いスタッフには、ぜひ次のことを意識してほしいと思います。
マニュアル化された仕事では、まずは正確さと速さを徹底する。
しかし家づくりでは、それだけでは足りない
お施主様に喜んでいただくために、
自分の頭で考え、判断し、提案する姿勢が大切
マクド型と家づくり型。
どちらも学びがありますが、
いいところは学びつつ、
私たちは後者の世界で成長し、力を発揮していきたいですね。