昨日は「住宅のゼロエネルギー化推進事業」の説明会のほうへ参加してきました。
やはり、注目度の高い補助制度ということもあって超満員の中説明会が行なわれました。
昨年度は開始年度ということもあり、かなり混乱をきたしましたが、今年度はその辺の反省も含めた改定がいくつかありました。
大雑把に紹介すると、
・補助額は昨年と変わらず165万円/戸(予算は20億程度)
・1事業者当たり合計10戸→今年度は3戸
・公募期間~平成25年7月5日まで
・採択決定 8月上旬
・交付申請 平成25年12月末まで
・事業着手 平成26年3月末まで
・事業完了 平成27年1月末まで
昨年度はなかった交付申請に期日が設けられるようになっています。
これは、昨年採択されても採択物件に実効がなく交付申請行なわなかった事業者がでたためです。
また、昨年度はエネルギー削減率が120%以上の案件が採択されました。
言い換えると、住宅性能の評価より、より大きな太陽光発電を載せたほうが簡単に削減率が大きくなり、評価されるとう残念な評価基準でした。
今年度は、「太陽光発電などの創エネルギー効果」よりも「住宅の断熱強化などによる効果」を評価する方向性へと転換されるようです。
まだまだ、問題点はいろいろと出てきそうですが昨年より改善がみられそうです。