昨日、長期優良住宅の今年度版の、
「地域ブランド化事業」の採択結果が発表されました。
「地域ブランド化事業」とは、
昨年まで実施された長期優良住宅の補助制度の後継として、
中小工務店などで構成する地域型住宅供給グループを
支援する補助事業として今年度から始まったものです。
その地域地域の特性を生かした、
長期優良住宅の建築を補助するための制度として始まりました。
一工務店では、限界があるため、
地域の中小工務店、原木供給業者、設計事務所などがグループをつくり
そのグループごとの長期優良住宅の建築をし、
補助金が交付される仕組みです。
全国では、
592グループから応募があり、
363グループが採択されました。
配分額の合計は約55億円。
1戸あたりの補助額を上限の120万円とした場合、
戸数ベースで約4600戸分となります。
各グループへの配分戸数が、
参加施工事業者数を下回ることになっため、
グループ内で補助額を調整して事業を実施することができるようになるようです。
兵庫県では、
8グループの採択が決定したした。
しかし、当初予想は4グループ程度が採択とのことでしたので、
オーガニックスタジオ兵庫も、
建築思想の近いグループを掛け持ちで所属する方針としておりました。
所属しているグループは、無事採択となりましたが、
各グループでの補助額の調整がどうなっていくのか…。
今後の動向が気になります。