現在進行中の神戸市垂水区「３世代つながる家」では、内部の養生も撤去され仕上げ工事が進行しています。
3世代つながる家ということでご夫婦、そしてそのご両親、お子さんとが共に暮らす家になります。
８月の完成に向けて現場はラストスパートです！
親世代と助け合いながら暮らすことでメリットの大きい２世帯住宅。
その２世帯住宅にも、いろいろな考え方があり、十分に話し合いの上どのようなかたちが自分たちにあっているのかを考えることが計画を成功させるコツになります。
・完全に分離する方法
・部分的に分離する方法
・分離せずに同居する方法
２世帯住宅は大きく別けてこの３つに分類することができます。
【完全に分離する方法】
この方法は文字通り、玄関から水廻りまで完全に分離してしまう方法。
両世帯ともに大きく生活スタイルが違う場合に採用されますが、住宅に必要な共用部分である玄関、水廻りなどがその世帯ぶん必要になりますので建物のボリュームが必要になり必然的にコストもかかる方法となります。
【部分的に分離する方法】
それぞれの居住空間は独立させ、玄関や水廻りなどの共用部分を一部について共有して使う方式。
もっとも多い２世帯住宅の方式で、最近ではシェアハウスなど他人同士でも共同生活を送ることが一般的となってきている昨今、限りある資源を有効利用し分け合いながら暮らすので家族間での相互理解が不可欠となります。
【分離せずに同居する方法】
居室などは別として完全同居型しての２世帯住宅。
通常の核家族用の家と比較しても居室が増えるくらいなので、他の２世帯方式と比較しても建築費用が抑えられ経済的な方法。
まずは、家族間でよく話し合いどのような生活スタイルが自分たちにあっているのかを話し合いながら住まい方を考えてみることをお勧めします！
