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2012.05.15家づくり計画|住宅性能を考える

淡路瓦について

今日は雨ということもあり、外仕事の業者さんは小休止です。ということで、瓦屋の社長さんと少し話し込みました。

淡路瓦について伺いました。

兵庫県のブランド瓦でもあり、日本三大瓦(淡路、三州、石州)のひとつでもある淡路瓦。

  • 淡路島は瀬戸内海、三州は三河湾、石州 は日本海で・・・ ふねに積んで 遠方まで 販売出来ます。 今の大量消費になって 残ったのが 3大産地の由縁です。
  • 兵庫県地方(瀬戸内地方)では石州はあまり使わない。(淡路、三州が立地的に近いため。)
  • 三州瓦が一番シェアが大きい。高温で焼くために寒さにも強く寒冷地でも使用することができます。ハウスメーカーでも採用していますので、瓦を作る工場も大規模な会社が多いようです。
  • 淡路瓦は低温で焼くので、色が明るく鮮やかですが、三州と比べると寒さに比較的弱く温暖な地方向け。
  • 淡路瓦は個人経営の小規模工場が多く、家紋を入れたり、干支瓦を作ってもらうような、オーダーの場合でも比較的安価で作ってもらえる。
  • いぶし瓦の場合、三州瓦に比べると淡路瓦のほうが安価で施工可能である。

淡路瓦は兵庫県のブランド瓦であり、以前より注目していた素材です。いぶし瓦をつかった屋根は自然素材とマッチして和風な雰囲気を演出します。以前紹介した「兵庫県の木造住宅ローン」でも県産瓦使用で融資幅が200万円アップします。

その反面、板金屋根、カラーベストと比較すると高価であり、重量があるため、構造計算で耐震等級3を確保するには不利となります。

「淡路瓦に興味があった。」と伝えると、瓦屋の社長さんが「淡路瓦の工場見学に行かないか。」と誘っていただきました。是非、時間をつくって製造工場見学をして、オーガニックスタジオ兵庫でも採用を検討したい素材です。

 

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