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2015.10.06家づくり計画|住宅性能を考える

①「高気密高断熱住宅」は室内を最適湿度を保ちやすいことを知っていますか?

10月に入り今年も残すところ3ヶ月となりました。
このたび、インフルエンザ予防接種の値上げが新聞で発表されていました。
ただでさえ、近隣市町村より予防接種の値段の高かった神戸市はどうなるのか?
間もなく始まる予防接種シーズンに注目したいと思います。

 

病気

 

健康を害するカビ・ダニと湿度の関係性!

カビの増殖域は一般的に
温度 20℃~30℃
湿度 60%以上
だと言われています。

 

汗や呼吸などによって人体から発散される水分量は、個人差もありますが約1ℓ前後だと言われています。4人家族だと約4ℓもの水蒸気が人体から出ています。
その他、入浴や炊事によっても多くの水蒸気が発生し湿度を上昇させています。
湿度が高まるとカビの増殖域となり、カビを栄養源としているダニも自然と増殖しやすい環境になります。

 

ダニ・カビの胞子や糞が体内に吸い込まれて、喘息やアトピーなどのアレルギーを引き起こす要因となっています。↓
「断熱性能と健康の関係性

室内湿度が上昇しすぎないようにコントロールする必要があります。

 

しかし、風邪を引いて病院にかかると、決まって「部屋を加湿しなさい!」と言われないでしょうか!?

 

湿度があがるとダニ・カビが発生します。
相反することですが、乾燥しすぎることも健康には悪影響なのです。
まず、乾燥しすぎることでインフルエンザウィルスの生存率が高くなります。
 
<温度22℃前後の場合>
湿度50%では、6時間後の生存率3~5%ほど
湿度20%では、6時間後の生存率60%ほど
 
<温度10℃前後の場合>
湿度50%では、6時間後の生存率45%ほど
湿度20%では、6時間後の生存率63%ほど
 
というデータがあります。
感染をしないためには、いかに温度と室温の関係性が大事かわかってもらえると思います。

 

ですので、健康に生活する上で、

室内の湿度は50%をめどに調整することが重要です!

次回につづく

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