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2012.05.18家づくり計画|住宅性能を考える

無垢材は生き物。

木造住宅の構造材は、無垢材と集成材の2つに分けることができます。無垢材の魅力はなんといってもをです。まるで森の中に居るようなおだやかな空気で満ちた家には、自然と家族を笑顔にする力があります。

以前も紹介しましたが、兵庫県の面積の67%が森林で、戦後の国を挙げての林業促進で杉・桧などの針葉樹が大量に植林されました。兵庫県には多くの無垢の材料があります。

無垢材の天然乾燥は屋外で自然の状態で乾燥させたり、半加工品を屋内で徐々に乾燥させる方法で、人工乾燥は乾燥室内での機械、装置による強制乾燥です。

日本の場合、天然乾燥における理論上の到達含水率は約15%ですが、実際にはそこまで乾燥していないケースがほとんどであると言われています。それは工期短縮や乾燥コスト削減等により、たっぷり時間を掛けて乾燥させることができないからです。

人工乾燥には、中温処理と高温処理とがあります。中温処理では薄い板材ならばきれいに仕上がりますが柱、梁など厚みのあつものでは内部まで乾燥が難しく、表面に発生する割れも大きくなります。高温処理の場合、表面に割れは生じにくいですが、内部に大きな割れが発せする可能性があると知られ始めました。

そもそも木は生き物であり、個体差があります。乾燥材の指標は含水率で表されますが、同じ一本物も木でも、節、シラタ、赤みで含水率が変わってきます。無垢材というのは、含水率によって強さが変わってきます。集成材のように、工場出荷時に強さを確定することが難しい素材です。まさに、生き物という表現がひったりではないでしょうか。

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