現在、私の住む築１７年の分譲マンションでもついに大規模修繕工事がスタートしました。
間もなく私の住む部屋も足場のネットに囲まれて、自然光とはしばしのお別れになります！

マンションの場合、修繕費用として毎月強制的に積立金が徴収されています。
マンションを引っ越すからといって修繕費は返ってくるものではなく、次の住まい手に引き継がれ来るべき大規模修繕工事に積立られます。

一戸建て住宅の場合、新築もしくは購入された時点で、住宅ローンなどの支払いが開始されます。
修繕費などは自己管理となり、積立を忘れてしまったり？後回し？になりがちです。
住宅はメンテナンスをすることで長く快適に住むことができ、急な故障による余分な出費も抑えることができます。
日常的な｢点検｣から、数年から十数年おきに行う｢補修｣は欠かすことができません。

住宅金融支援機構（旧住宅金融公庫）でも主な入居後の住まい保守管理ガイドラインがまとめられています。
http://www.jhf.go.jp/customer/hensai/hosyu_kanri.html
参考までに見ていただければと思います。

適正な時期での「点検」、「補修」を怠ると、住み心地が悪くなったり、建物の傷みがひどくなってコストが余計かかったりします。
建物の立地条件、使用の建材、使用状況によってもメンテナンスの時期はかわってきますので注意が必要です！
日常的な「自己点検」と、計画的な「補修計画」が重要です。