太陽光買取価格減額+地域ブランド化事業復活。

最近、住宅関連の政策がいろいろと発表されてきています。

まずは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、
太陽光発電の買い取り価格を２０１３年度から１割前後引き下げる方針で検討に入ったようです。

以前より買取価格が高すぎるという指摘がされていましたが、
再エネの普及を最優先という政府の方針で据え置かれていました。

高額な買取価格もあり太陽光が爆発的に普及し、
自然エネルギーへの移行が現実化していただけに、
今後に少なからず影響がありそうで残念です。

次に、今年いっぱいで期限が切れる住宅ローン減税を4年間延長する方針も発表されました。

消費税増税後の落ち込みを少しでも緩和させる狙いなのでしょうが、
現在、ローンの限度額2000万円で、年間最高で20万円の減税を10年間受けることができるものを、
限度額を4000万円に倍増され、控除額も年間40万円に拡大する方針のようです。

もうひとついい情報は、昨年実施された地域ブランド化事業の補助金が、
大幅に改正され、引渡しが９月末までと一気に半年も延長となりました。

昨年、長期優良住宅の普及を目的とした補助金の後継として
始まった地域ブランド化事業ですが、お役所の現場を理解していない無理なスケジュールに振り回されて四苦八苦していました。

案の定、予算を大きく下回る申請しかなされなかったため、追加申請と改正されたようです。

毎年のことで、
補助金事業には、振り回されてしまいますが、
せっかく税金を使って行われる補助事業ですので、
万人が納得のいく有益なものとしてほしいものです。