今年も残すところ2カ月となり年末が近づいてきました。
年末調整を行うための書類もそろそろ準備していかなければと考えている今日この頃なんですが、住宅購入初年度は「住宅ローン控除」を受けるためには確定申告が必要なことをご存じでしょうか?
住宅ローン控除とは、住宅ローン残高に応じて所得税額から控除が受けられる補助制度です。
普段は所得税などは給与から天引きされて会社がまとめて支払いを行っています。
ただ、住宅を新築もしくは購入した初年度については、自分で確定申告に行き住宅借入金特別控除額の申請を行う必要があります。
主に必要なものとしては、(※詳細は税務署に問い合わせてください。)
・住民票の写し
・借入金の年末残高証明書(金融機関から年末に送られてくるもの)
・登記事項証明書
・工事契約書の写し(もしくは売買契約書の写し)
・源泉徴収票
など、しっかりと揃えて申告に備えましょう!
住宅ローン控除金額は住宅ローンの年末残高に1%をかけて計算され、10年間その金額分の所得を控除して、所得税や住民税が計算されます。
住宅ローンの借入れが多ければ多いほど控除額を大きくなる仕組みです。
住宅ローンの残高の上限も2000万円から4000万円に拡充され、その恩恵も大きなものがあります。
しっかりと確定申告を行いましょう!