先日、兵庫県が実施する住宅ローンの
兵庫県の木造住宅ローン|H28年度下半期利率発表されました。
今回は前期の利率0.9%からさらに0.1%ダウンして0.8%となり超低金利を持続しています。
住宅ローンの詳しい内容は↓↓
「兵庫県産木材利用木造住宅特別融資」解説
家を2件も3件も建てられる方は稀で、
一生に一度の家づくりで、一生に一度の住宅ローンの借入になります。
住宅ローンの金利が少しの違うだけで、
借入金額の多い住宅ローンではその総支払で数百万円の違いが簡単に生じでしまします。
同程度の価格で家を建てたとしても、
住宅ローンの借り方の上手な人と深く考えず下手な借り方をしてしまった人では、
高級車が一台買えてしまうぐらいの総支払の差が生じます。
逆に言うと、高級な住宅設備を入れたり、
仕様の高い塗り壁や無垢のフローリングを選んだり、
建築費がかかる家を建てたとしても住宅ローンの借り方を上手に行うことで総支払は変わらないということも可能なのです。
初めてのことで、相談にいった銀行さんの言いなりで住宅ローンを決めてしまうのではなく、十分にローンの内容を把握した上で住宅ローンを考えることが重要です。
まずは、ひとつの銀行の話だけできめてしまわないこと。
住宅ローンの種類は多種多様で、人によって適した住宅ローンは違い、
今回紹介した「兵庫県産木材利用木造住宅特別融資」のような制度融資などは通常こちらから話をもっていかないと銀行さんのほうから勧めてくれるということはありません。
借り手も、基本的な住宅ローンについての考え方を身に着けておく必要があるのです。
次に、融資金利だけを見てローンを決めてしまわない。
各住宅ローン商品は魅力的に見えるように金利を設定しています。
ただ、金利をみて決めるのではなく、その他の諸経費(保証料、団信、手数料など)を加味した実質金利で比較検討することが重要。
例えば、
A銀行のある住宅ローン商品では、融資利率0.9%
B銀行では、融資利率1.0%で設定されていたとします。
一見、A銀行で話を進めてしまいがちなのですが、
その他諸経費を算入した実質金利で計算すると、
A銀行 融資利率0.9%+諸費0.3%=実行金利1.2%
B銀行 融資利率1.0%+諸費0.1%=実行金利1.1%
上記のように実質金利で考えると金利が逆転してしまうことも考えられます。
まずは、書店などで数多く出ている住宅ローンの解説本を読んでみることをお勧めします。
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