家づくりを考える際、「どこの土地に家を建てるか?」といった土地探しが最初にして最大の難問と言ってもいいのではないでしょうか?
土地の良し悪しを見極めるためには3つの視点で土地を見て判断することが大切です。
まず、一つ目のポイントは住まい手の視点です。
校区、最寄り駅、周辺の交通機関、商業施設、医療機関、お隣近所の近隣状況あったりといった自分たちが暮らしだしてからの環境について検討する必要があります。
二つ目のポイントは不動産的な視点でも見ておく必要があります。
土地のの権利関係や法的制限であったり、水道、電気、ガスといったインフラ設備の状況、土地の相場的に適正なのか?といった不動産的な視点で土地を見ることも大切になります。
三つ目のポイントは建築的な視点になります。
その土地に要望通りの建築が可能なのか?建築以外の造成であったり、解体といった附帯の費用がどの程度必要か?といった建築的な視点でも検討しておかないと、後になって思わぬ費用がかかったりすることがあります。
あらゆる角度から検討する土地探しだからこそ要望を100%を満たす土地というのはありえません。
土地探しをしていく中で、絶対に外せない要望と妥協できる要望が徐々に見えてきます。
どうしても土地探し当初は一つ目の住まい手の視点を重視しすぎるあまり、二つ目、三つ目のポイントを軽視しがちになりますがどれも家づくりには大切なポイントです。
自分たちにとって大切なことを取捨選択し不動産、建築の専門家の力も頼りながら、自分たちにあった土地を探していく事が大切なのではないでしょうか?