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2015.08.28家づくり計画|住宅の見積書・資金計画について考える

住宅建築のための資金計画について

住宅の建築を考える際に最初にやるべき住宅計画は資金計画です。

 

お金で建築の内容が制限されます。山ほどやりたいことがあっても、資金の範囲でしかかなえられません。
ですから、まず自分にとって適正な支出がどの程度なのか決めることが最初にすべきことです。
まずは、重要なのが自分たちにとっての資金調達力です。

 

お金

 

まずは、

「自己資金+借入額=資金調達力」

を把握することです。

 

資金計画をしないでプランをつくることは危険です。
どんな人でも、家づくりには夢があり、要望があります。
資金計画なしに、プランを決め、土地を探し、
その他費用を計算すると、驚くような金額となってしまうケースも少なくありません。

だから、まずは資金計画です。

 


 

多くの皆様は、「建築費がいくらになるのか?」には、大変興味があります。
重要なことですが、住宅建築資金を借入れとするということは、実は住宅会社にお金を支払うわけではありません。
最終的には、「借り入れの返済」という形で銀行へ支払います。
借り入れ条件が異なれば、同じ建築費でも毎月の支払いが1万円も変わることもありますし、総支払い額(借入+利息)で数百万円の差ができることもあります。
もちろん期待していた借り入れが出来なければ建築計画は実現しません。

 

「どこでいくら借りて、いくら返すのか。」借入計画の検討も重要です。

 


 

借り入れに当たって「返済比率」という指標が存在します。
返済比率=年間の返済合計/年収 で表すことができます。

 

年収のうち返済にいくらまわったのか?
その度合いによって、借り入れの安全度合いを推測します。
融資の審査においても、返済比率に応じて借り入れの是非を判断します。

 

返済比率が20%以下の場合。 「家賃並みの返済で、借りていることが意識されない水準。」

 

返済比率が35%以上の場合。 「習い事や旅行などの余暇へ向ける余裕がなく、ローンが厳しく感じる水準。」

 

ただし、土地も合わせての計画で20%程度に抑えるというのはよほどの収入のある人の場合で、土地購入から考えると一般水準で30%程度まで借りている場合が多いように感じます。

ざっくりでいうと 年収の約6倍これが借入限度の目安です。

 

資金計画は住宅計画の一番最初にすべきことで、住宅建築する上で最も大事なことです。

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