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2016.03.16家づくり計画|住宅の見積書・資金計画について考える

①「坪単価」の高い家と安い家の違いとは。

「坪単価」という言葉を聞いたことはありますか?

 

坪単価とは、家を建てるときの1坪(3.3㎡)あたりの建築費のことで、基本的には「建物の本体価格」を「延床面積」で割った数値のことを言います。

 

一般的にこの「坪単価」は家を建てる際の目安の金額として使われることが多いです。
しかし、この坪単価の計算や含まれる費用などの違いによっては金額が大幅に変わってくるため、単純に坪単価だけを見て住宅の建築費用が高い安いを判断することはとても危険なことだということを理解しておいたほうが良いでしょう。

 

【坪単価の計算式】 本体価格÷延床面積=坪単価

 

あくまで似たような仕様の場合に実績より計算される金額で、基本的には目安程度として考えるべき単価です。
図面

 

次に
「延床面積」と「施工面積」の違いを知っていますか?

 

「延床面積」は、文字通り各階の床面積を合計したものです。
それに対して「施工面積」とは、吹抜け空間、ベランダ、小屋裏収納、地下室、インナーガレージ、ロフトなど建築基準法で延床面積には含まれない部分ですが施工に関係してくる箇所のことを言います。

 

坪単価を計算する際には、この「延床面積」と「施工面積」のどちらを使用するかは特に決まりがないので、表記されている坪単価が「延床面積」と「施工面積」のどちらで算出されているか?「施工面積」の場合はどのような面積計算がされているか?によって坪単価は大きく変わってくるのです。

 

坪単価の提示を受けた際は、どのような計算によって算出されているのか詳細に確認することをお勧めします。

 

その②につづく。

 

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