2017年4月1日より施行された改正FIT法。
たびたび問題となっていた買取価格の空押さえ対策として威力を発揮する改正となっています。
空押さえとは、買取金額が高い時にとりあげす権利だけ取得し、実際の設置時期はずっと後で行ったりすることを言います。
買取価格が下がり続けている昨今、早めに権利だけ押さえておいて少しでも事業利益を増やすために横行していました。
今回の改正により、
2017年4月1日より設備認定取得前に電力会社との接続契約をしていなければ国の許可が下りない仕組みに変わります。
これにより問題となっていた空押さえ問題が解消される見込みです。
今回の改定によってすでに決定している固定買取価格が変わるという心配はありません。
ただ、絶対に気をつけたいのが、所定の手続きを怠った場合、認定の失効や売電できなくなる可能性があるということです。
現在、発表されている締め切りは2017年9月30日となる予定です。
旧制度での認定を受けたものは現在「みなし認定」とされてしまい正式なものにするために再度申請が必要ということになってしまいました。
詳しくは「資源エネルギー庁」のHPへ
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/fit_plan.html
原則としては設置者(住まい手)が申請する必要があるようですが、
どのようなサポートをしていけるのか?設置業者を交えて検討中!
早急に案内できる体制をとっていかなければいけませんね。