引き続き太陽光発電比較。
今回は京セラについてです。
京セラというと太陽光発電より
携帯電話をつくっているイメージが強いのではないでしょうか。
よく見てみると、
私が使っているPHSも京セラブランドでした。
そんな京セラですが、
太陽光発電システム事業では老舗で、シャープと並ぶ長い歴史を持ちます。
ハイブリッド車のトヨタ プリウスの一部モデルの屋根に搭載されているのも京セラ製の太陽電池です。
元々、公共産業用として強く、
現在は個人住宅向けの太陽光発電システムも強化しています。
太陽光発電システムの代表的なメーカーは、
誰もが知っている国内有名電機メーカーの名前が真っ先に思い浮かびます。
しかし、石油系、自動車系、資材系など各業界の有力会社もソーラー発電事業に参入して競い合っています。
国内メーカーを見てみると、
国内シェアNO.1のシャープ、そして三洋電機、三菱電機とありますが、
京セラもそれらと並んで、
国内を代表するソーラーメーカーと言ってよいのではないでしょうか。
京セラの特徴は、
「品質への自信」、「保証、アフター体制」にあると思います。
各メーカー共に長期保証を売りにしていますが、
京セラの場合は、さらに「落雷」「台風」「洪水」「火事」など天災も保証範囲内となっています。
その他、無料点検など手厚い保証も魅力です。
コストメリットのある多結晶パネルを採用しており、
186W、195Wといった発電力のパネルがラインナップされています。
発電力としては、単結晶を採用しているメーカーに劣りますが、
寄棟など屋根スペースにあわせた可変性のある商材も魅力です。
必要な容量を屋根面積で補えて、初期投資を抑えたい場合には、
他の国内メーカーと比較してもKW当たりの設置単価が安く一押しです。
例えば4.0kw設置の場合で試算すると
186wパネルですと、現在40万円/kw程度で設置可能です。(屋根状況、金物による。)
今年度、太陽光発電の補助金が3.5万円/kwですので、実質36.5万円/kw程度で設置できます。
安価な国外メーカーとも十分に比較対象になる商材だと思います。
また次回へ