高度経済成長期の昭和で豊かさの象徴として三種の神器と言われたのが、「テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」などの家電機器です。。
その後、1960年代に新三種の神器となったのが、「カラーテレビ」「エアコン」「自動車」だとか。
今、令和の時代では、「お掃除ロボット」「大型食洗器」「ガス乾燥機」などがあげられるのではないでしょうか?
時代の移り変わり、技術の進歩によって新たな便利家電が産まれています。
今回は中でも「エアコン」が今現在も最強の冷暖房機器であり続けている理由について解説したいと思います。
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現代では新築される100%、どの家でも冷暖房計画がなされた上で計画されています。
その中でエアコンを利用での冷暖房計画されている家がほとんどなのではないでしょうか?
なぜ、それほどまでにエアコン利用が当たり前となったのか?その理由について考えてみたいと思います。
こちらが選ばれる最大の理由なのではないでしょうか?
暖房機器に関しては、エアコンに代わる代替の機器が多くあるのに対して、冷房に関してはエアコンに代わる画期的な機器は今だありません。
また、冷暖房を一台で兼ねることのお手軽さもあって冷暖房機器のの不動の地位を確立しています。
家電量販店などにいった時、エアコン売り場は大きな面積を締め主力商品としてあつかわれています。
カタログなども毎年更新され新たな新機能でマイナーチェンジされたり、その性能値も日進月歩で進化しています。
5年ほど前の商品と比較したとしても大きくその性能値が違いますので機器の性能によっては買い替えたほうがいいこともあり、日々のランニングコスト込みで試算することも必要となってきています。
また、エアコンにはヒートポンプなるものが搭載されており、その機能で実際にかけてるエネルギー以上の働きをしてくれます。
この機能はCOPやAPFなどの数値でカタログなどに記載されており買い替えの際などには効率はみる指標として確認することをおススメします。
需要と供給の関係を考えると一般的に多く流通しているものほどその販売価格が安く、お得になります。
これは、それだけの需要のあるものだと多くの一流企業が開発し切磋琢磨する内に価格競争の原理で販売価格が適正なものに昇華されているからです。
でのすので、新発売や新機能などに一喜一憂するのではなく、本当に必要な機能や販売価格や効率を検討しつつ、家電量販店の販売員の言われるがまま機器選定しなようにある程度の知識をもって購入することが大切になってきます。
今回の結論としては、上であげた3つの理由から2021年段階ではエアコンこそが最強の冷暖房機器であるということがわかって頂けたかと思います。
1960年代から足かけ50年間、国内の一流企業が切磋琢磨しつつ進化してきたエアコンはその性能、コスパ共に素晴らしいものに進化してきました。
ただ、そのエアコン選びにはコツと知識が必要です。
また、エアコンの不自然な風が嫌いだったり、冬場の乾燥などによって「エアコン嫌い」という方の意見も根強くあります。
次回以降で、「エアコン選びコツ」や「エアコン嫌いのための空調計画」などについてお話出来ればと思います。