先日、依頼していたジャワチークのフローリングサンプルが事務所に届きました。
チークは、世界三大銘木のひとつで、高級木材とされています。
質感、手触りなど並べて比べてみると歴然とした違いがあります。
良いものなのですが、やはり高級木材ですので予算などの関係で採用されることは稀です。
ジャワ、インドネシアチークは植林材で、以前紹介した天然ものビルマチーク(本チーク)と比較すると品質的に劣る印象でした。
しかし、サンプルとってみると深みのある良い感じのもので、本チークに引けを取らない品質のように感じました。
調べてみると、ジャワチークは植林材としてすでに30年ほどの歴史があり、植林材だからこそ合理的に管理されて良質のものも生産されるようになってきているようです。
どうしても、魚と一緒で天然ものに価値をみてしまいますが、企業努力によって天然ものに負けない養殖ものもあります。
自分の目、舌を信じて品物を選ぶことも大切なことだと再確認した出来事でした。